Tuesday, December 1, 2015

英語まめ知識 その10

和製英語が英語になった!?


みなさん、ハートフルって和製英語だって知ってましたか?

Heartful - いかにも英語にありそうな単語ですよね。しかも何十年か前に、某大手英会話学校もTVコマーシャルで堂々と使っていたこの言葉。

実は和製英語だったんです。

英語ではJanglish(ジャングリッシュ)と呼ばれることが多いです。

みんなの味方、オンラインディクショナリーのウェブリオにこうあります。


heartful



もうこの世は何を信じていいのやら・・・となります。(;´Д`)

しかしながら、朗報があります。
近頃はなにやら、この和製英語が逆輸入され、英語社会で使われるようになっているのです。

日本のアニメやゲーム、伝統文化などが世界的に見直され、ブームになっている今日この頃。
若者の間では、こんなJanglishが多用されていたりするようです。

あちらのオンラインディクショナリーでUrban Dictionaryというサイトがあります。
オックスフォードやロングマンなど大御所の辞書では載っていないような、今どきの若者英語を紹介するサイト。
そこに実は Heartfulが載っていました!

(出典:http://www.urbandictionary.com/define.php?term=heartful


1.heartful
To be honest, sincere, and to really mean it.
"It was the truth. I could tell she was being heartful."
→ これは日本で使われている意味そのものですよね。
2.heartful
To have some connection to the heart, or be warm.

Seasonally common Japanese "Engrish" word used heavily in marketing. Meaning is somewhat ambiguous.
"Have a heartful White Day." 
"Let's have heartful winter."
→ Engrishのつづりに注目・・・!(笑)



てなわけで、Heartfulという単語。


相手を選んでなら使ってもよさそうです。

なんなら、ネイティブに教えてあげてはどうですか??

ではまた次回!

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