みなさん、ハートフルって和製英語だって知ってましたか?
Heartful - いかにも英語にありそうな単語ですよね。しかも何十年か前に、某大手英会話学校もTVコマーシャルで堂々と使っていたこの言葉。
実は和製英語だったんです。
英語ではJanglish(ジャングリッシュ)と呼ばれることが多いです。
みんなの味方、オンラインディクショナリーのウェブリオにこうあります。
heartful
heartfelt、heart-warming、warm-hearted、心からの、温まる
※heartful(ハートフル)は和製英語。
「hurtful」と書いた場合、「苦痛をもたらす」といった意味になるため、注意が必要。
※heartful(ハートフル)は和製英語。
「hurtful」と書いた場合、「苦痛をもたらす」といった意味になるため、注意が必要。
もうこの世は何を信じていいのやら・・・となります。(;´Д`)
しかしながら、朗報があります。
近頃はなにやら、この和製英語が逆輸入され、英語社会で使われるようになっているのです。
日本のアニメやゲーム、伝統文化などが世界的に見直され、ブームになっている今日この頃。
若者の間では、こんなJanglishが多用されていたりするようです。
あちらのオンラインディクショナリーでUrban Dictionaryというサイトがあります。
オックスフォードやロングマンなど大御所の辞書では載っていないような、今どきの若者英語を紹介するサイト。
そこに実は Heartfulが載っていました!
1.heartful
To be honest, sincere, and to really mean it.
"It was the truth. I could tell she was being heartful."
→ これは日本で使われている意味そのものですよね。
2.heartful
To have some connection to the heart, or be warm.
Seasonally common Japanese "Engrish" word used heavily in marketing. Meaning is somewhat ambiguous.
Seasonally common Japanese "Engrish" word used heavily in marketing. Meaning is somewhat ambiguous.
"Have a heartful White Day."
"Let's have heartful winter."
"Let's have heartful winter."
→ Engrishのつづりに注目・・・!(笑)
てなわけで、Heartfulという単語。
相手を選んでなら使ってもよさそうです。
なんなら、ネイティブに教えてあげてはどうですか??
